【福島県再エネ研究会からのお知らせ】「令和4年度 第3回バイオマス分科会(セミナー・見学会)」開催報告

 令和4年度 福島県再エネ研究会 第3回バイオマス分科会は、「バイオマス利用における新たな事業創出」というコンセプトのもと、「バイオ炭」に関する講演会を、令和5年3月1日(水)にリアルとオンラインのハイブリッドにより開催しました。
 バイオマス分野は現在、メタン発酵、木質バイオマス発電とバイオ燃料製造が柱となっていますが、近年新たな利用方法が検討され、既存システムのカップリングや新しい分野である「バイオ炭」への関心が高まっています。今回の分科会では、今後のバイオマス分野の新事業の方向性に関する基調講演の後、「バイオ炭」に関係した炭素貯留、炭化のソリューション並びに木材に含まれるセシウムに関する発表をしていただきました。さらに当日の追加講演として「メタン発酵と木質バイオマスガス化の複合利用に関するプロジェクト計画」のご説明もいただきました。セミナーには、40名以上のご参加をいただき大変有意義なセミナーになりました。
 なお、当日はオンラインシステム並びに設備の不調により、オンラインでご参加いただいた会員の方には一部の講演が視聴できなくなるなど大変なご迷惑をおかけしました。改めてお詫び申し上げます。
当日オンラインでお伝えできなかった大場分科会長のお話は添付資料をご覧くださるようお願いいたします。また、ご講演者のご要望により、「福島県環境創造センターにおける調査研究」に関する質疑応答内容の公開は控えさえていただきますのでご了承ください。
 当分科会では今後も、セミナーや先進地視察などのイベントを企画して参ります。それらの情報はエネルギー・エージェンシーふくしまのHPやメールマガジンで発信しますので、会員の皆様には引き続き研究会をご活用いただきたくお願いいたします。

【第1部・次 第】
 1 開会あいさつ、ご講演
  「バイオマス利用における新たな事業創出に向けて」
   福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 バイオマス分科会長 大場 真
   (東北工業大学 ライフデザイン学部生活デザイン学科 教授)
 2 バイオマスセミナー
  バイオマス発電技術と地域循環の結びつきに向けた動き
  ➀「環境保全型農業(環境と共生する農業)における地域資源の活用と土壌の炭素貯留について」
    福島県農林水産部 環境保全農業課 主任主査 半澤 勝拓 氏
  ②「大和三光製作所の半炭化ソリューション」
    株式会社大和三光製作所 環境グループ 課長 登家 章司 氏
  ③「福島県環境創造センターにおける調査研究」
    福島県環境創造センター 研究部   研究員 日下部  一晃 氏
  ④質疑応答
 3 閉  会

  ※分科会長のあいさつ文:バイオマス分科会あいさつ

【第2部・見学会】
  福島県環境創造センター本館、研究棟見学

 

 

※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページの開催報告にて資料等(公開可能分)が
 ご覧いただけます。