エッセン市派遣団がエネルギー・エージェンシーふくしまを訪問

郡山市がドイツ・エッセン市とともに参加している「EU国際都市間協力プロジェクト」の一環として、エッセン市派遣団4名が郡山市を訪れ、4月25日にエネルギー・エージェンシーふくしまを訪問しました。エッセン市は石炭産業で有名だった都市ですが、近年は産業転換を実現し、2017年の欧州グリーン首都に選ばれています。

当所代表より、「福島県の再生可能エネルギーの取り組み」と「エネルギー・エージェンシーふくしまの活動」について紹介しました。その後の意見交換では、両者が成功事例や苦労した点などについて情報交換を行いました。エッセン市では日本にはない地域熱供給システムが普及していたり、産業界と大学などの研究機関が「Virtual Institute(仮想研究機関)」という形で連携しているなどという興味深い説明がありました。双方がこれからも互いの訪問の機会を捉えて議論を継続していくこととしました。

EAFでは今後ともエッセン市との連携を深めながら、福島県の再生可能エネルギー産業の発展に向けた活動を推進してまいります。

≪福島県の取り組みなどを紹介する様子≫

 

情報交換の様子(前列左から、ザウアーヴァイン氏、ゲーナー氏、ギガ氏、ブック氏)≫