2019/06/03
福島県では、「再生可能エネルギー先駆けの地」をめざし、関連産業の育成やネットワークづくり、REIFふくしま(ふくしま再生可能エネルギー産業フェア)の開催、海外の再生可能エネルギー先進国との連携推進等の様々な支援活動を行ってきました。
再生可能エネルギー関連産業の国際化に向けた取組の一環として、福島県は、デンマーク大使館と再生可能エネルギー分野における経済交流に関する覚書を平成26年に締結。それ以降、デンマーク王国大使館と福島県はREIFふくしまへのデンマーク大使館・企業の出展、相互訪問等の機会を通し福島県との経済交流を進めてきました。
その動きを加速させるため、令和元年5月23日に在日デンマーク王国大使館にてエネルギー・エージェンシーふくしま(EAF)はデンマークから世界各国へのグリーン技術の発信・普及拡大を支援するステート・オブ・グリーン(SOG)と再生可能エネルギー分野での連携覚書を締結しました。
調印式ではEAFの服部靖弘代表とSOGのモーテンセン長官が覚書にサインを行い、福島県の井出副知事とデンマーク王国大使館のスヴェイネ大使が来賓として式に出席しました。
※ 連携覚書について
◎ 今回の覚書の連携を強化する分野は、
「・再生可能エネルギー技術、スマートソリューション及びアーバンソリューション、エネルギー効率及びフレキシブルエネルギーシステム」などの分野
◎ 覚書を締結した後の実施内容としては、
・「相互の「情報交換と情報発信」」
・「年次会議の開催による経験の共有と協力関係の強化」
・「会議、ワークショップ」の開催、派遣団訪問
・両地域の企業・大学・研究機関のネットワーキングの支援
など、多岐にわたる分野で連携を深めていく考えであります。
◎ 覚書締結の効果としては、
両地域の再生可能エネルギー産業支援組織が直接交流することで、両地域の企業との信頼関係や再生可能エネルギー関連情報の蓄積に基づいた、効率的なビジネスマッチング支援が可能となることが期待されます。