2019/06/10
福島県では、これまでにドイツ、デンマークなど海外の再生可能エネルギー先進地域との連携を積極的に推進してまいりました。先月30日には、再エネ先進地との更なる連携拡大を目指して、「エネルギー・エージェンシーふくしま」がスペイン・バスク州の再エネ関連産業集積支援機関である「バスク・エネルギー・クラスター」と再エネ分野での連携覚書を締結いたしました。
スペインは再エネ分野における世界のトップランナーであり、中でもバスク州には、風力発電の世界的企業であるシーメンスガメサ・リニューアブルエナジーやスペイン最大の電力会社であるイベルドローラが立地し、地域に再エネ分野の強力な産業クラスターが存在します。再生可能エネルギー先駆けの地を目指す福島県にとって、参考となる企業、先進技術、ビジネスモデルが多数あります。
今回、今後の連携強化に向けて、スペイン・バスク州から州政府、支援機関、企業の専門家をお招きし、スペイン・バスク州の再エネについてご紹介いただく特別セミナーを開催することといたしました。
是非この機会を逃すことなく、多くの会員の御参加をお待ち申し上げます。
◆ 概 要 ◆
1 日時 令和元年7月4日(木)10:00~ 12:00(交流会 12:00~12:45)
2 場所 郡山ビューホテルアネックス 3階 麓山(はやま)(福島県郡山市中町10-10)
3 内容
(1)挨拶 福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 会長 服部 靖弘
(2)再生可能エネルギー先駆けの地を目指した福島県の取組~福島の挑戦~
福島県商工労働部産業創出課 主幹 栗花 信介
(3)スペイン・バスク州における再生可能エネルギーの状況
バスク州エネルギー庁 長官 イニゴ・アンソラ 氏
※ バスク州の再生可能エネルギーの状況についてご講演いただく予定です。
(4)再生可能エネルギー関連企業 一大集積地であるバスク州の魅力
バスク・エネルギー・クラスター 代表 ホセ・イグナシオ・オルマエチェ 氏
※ 風力やスマートグリッド等の分野で強みをもつバスク州の産業集積の状況についてご講演いただく予定です。
(5)バスク州企業からの発表
HWSコンクリート・タワーズ CEO マリアーノ・アバディア 氏
※ 風車用コンクリートタワー建設用クレーン分野で事業展開する同社から大型風車組立を容易にするAIRCRANE工法
についてご紹介いただく予定です。
4 言語 日本語・スペイン語(同時通訳付き)
5 申込締切 令和元年6月26日(水)
6 募集定員 50名(先着順、定員になり次第終了)
7 参加費 無料(交流会参加は1,000円)
8 その他 研究会終了後に交流会を行います。こちらにも是非ご参加ください。