2021/09/01
令和3年度第一回の風力分科会は、8月24日(火)に開催され、約70名の参加があり、コロナ禍ということで分科会はオンライン方式を採用し、各講演者よりお話を頂きました。
始めに、国内外の風力産業の最新動向を交えながらデンマーク王国べスタス社と協業している、MHIべスタスジャパン社の山田社長様より、外国企業と協業するうえでの重要なアドバイスを自身の体験を交えながら講演して頂き、今までと違った切り口で大変参考になったと好評でした。続いて、産業技術総合研究所 九州センター 徐先生からは、風車ブレードのメンテナンスに応用が期待される、応力発光塗料技術の紹介があり最先端の研究について大変興味深くお聞きし、今後の大型風車への展開が期待されるところです。また、福島県エネルギー課より、阿武隈風力プロジェクトの進捗と今後の対応、並びに商工労働部次世代産業課より、令和3年度の再エネ関連支援事業についてご紹介頂きました。風力産業への参入を目指す県内企業様にとって、大変有意義な時間を共有できたと考えております。
最後に、福島県再エネ研究会の風力分科会では、本年度計3回の開催を予定しておりますので、会員の皆様の参加をお待ち申し上げます。
1 開会あいさつ
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 風力分科会長
((国研)産業技術総合研究所 FREA 風力エネルギーチーム研究チーム長 小垣 哲也)
2 風力セミナー
①「風力発電 海外との協業を成功させるには」
MHI ベスタスジャパン株式会社 代表取締役社長 山田 正人 氏
②「応力発光塗料技術の風力分野への応用」
国立研究開発法人産業技術総合研究所 九州センター 総括研究主幹 徐 超男 氏
③「阿武隈地域における風力発電事業について」
福島県企画調整部エネルギー課 副主査 寺島 政智 氏
④「風力関連産業への支援事業について」
福島県商工労働部次世代産業課 主査 田原 康史 氏
※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページより資料等がご覧になれます。