ごあいさつ

再生可能エネルギー関連産業における
トップランナーをめざして

坂西 欣也

エネルギー・エージェンシーふくしま 代表
坂西 欣也

2024年4月より、エネルギー・エージェンシーふくしま代表に就任しました坂西と申します。“エネルギー・エージェンシーふくしま”は、福島県において2040年までに再生可能エネルギー100%を達成するべく、再生可能エネルギー・水素関連産業を迅速かつ強力に推し進めるために2017年4月に設立された推進母体です。2011年の東日本大震災とそれに伴う原発事故から早13年を経過した今日、「ひとつひとつ実現するふくしま」を合い言葉として飛躍的な再生可能エネルギー導入の拡大とともに、全国トップレベルの再生可能エネルギー関連産業の構築のため、新技術の開発、ビジネスモデルの創出と事業化、関連人材の育成などに貢献して参りました。
さらに、我が国の2050年カーボンニュートラルを目指したグリーンイノベーション戦略の実現に資するため、太陽光、風力、バイオマス、エネルギーネットワーク、水素分科会、熱利用分科会からなる福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会の活動と一体となって、福島県が先頭になって再生可能エネルギーを活用した革新的な循環型カーボンニュートラル社会モデルの構築を図っているところです。
私たち“エネルギー・エージェンシーふくしま”のメンバーは、福島県内の企業、大学、研究機関等との連携はもとより、国内外の再生可能エネルギー関連機関や企業、大学等とのネットワーク形成やマッチング、人材交流等を通じて、東日本大震災からの本格復興のため関係者の皆様に誠心誠意お役に立つことを目指しております。
今後とも引き続き、関係各位のより一層のご協力とご支援を賜りたく、お願い申し上げます。

設立目的

福島第一原子力発電所事故で甚大な被害を受けた福島県では、原子力に依存しない持続可能な社会の実現に向け、再生可能エネルギーの飛躍的な推進により、復興を成し遂げるという強い思いに立ち、再生可能エネルギーの導入拡大、再生可能エネルギー関連産業の育成・集積を強力に推し進めているところです。
東日本大震災以降のこれまでの取組を踏まえ、福島県は、再生可能エネルギー関連産業分野における日本のトップランナーとなるべく、次なるステージに歩みを進める必要があります。
そこで、再生可能エネルギー分野での福島発の新技術、新製品、新たなビジネスモデルが次々と生み出される環境を創り出すため、再生可能エネルギー分野に取り組む企業数、
雇用者数、生産額をトップクラスに押し上げることを目的とする専門的な組織として、
『エネルギー・エージェンシーふくしま』を立ち上げました。

取組内容

エネルギー・エージェンシーふくしまは、再エネ産業集積のための中核機関として、次の取組を行っています。

1

MISSION

企業間のネットワーキング

企業間のネットワークを構築し、セミナー開催等による情報共有、新規参入の促進。

2

MISSION

事業化プロジェクトの創出

これまでの研究成果や大学・企業等のネットワークを有効活用し、
集中的なコーディネートにより、県内企業が参画する事業化プロジェクトを創出。

3

MISSION

販路開拓支援

ふくしま再生可能エネルギー産業フェア『REIFふくしま』の開催や、
首都圏や海外展示会への出展支援等を通じ、県内企業による再エネ関連分野の販路開拓・拡大。

4

MISSION

海外連携の推進

ドイツNRW州を初めとした海外企業とのコーディネートを通じ、
県内企業の海外進出、外国企業の県内進出の促進。

概要

名称 エネルギー・エージェンシーふくしま
英名 Energy Agency. FUKUSHIMA
代表者 代表 坂西 欣也
設立 平成29年4月1日
所在地 〒963-0215 郡山市待池台一丁目12番地(福島県ハイテクプラザ内)
電話 024-963-0121
FAX 024-963-0122
E-mail e.a.fukushima@f-open.or.jp

沿革

平成29年 4月1日
福島県における再生可能エネルギー関連産業育成・集積のため中核機関として、
公益財団法人福島県産業振興センター内に「エネルギー・エージェンシーふくしま」が発足。
平成29年 8月10日
ふくしま発 地中熱 省エネ事業化ワーキンググループが発足。
平成29年 8月10日
福島県・独NRW州木質バイオマスガス化事業化ワーキンググループが発足。
平成29年 8月10日
ふくしまエネルギーマネジメントコンソーシアム(事業化ワーキンググループ)が発足。
平成29年 10月10日
ふくしま発 食品残渣メタン発酵システム事業化ワーキンググループが発足。
平成29年 10月10日
FUKUSHIMA産 太陽光蓄電設備事業化ワーキンググループが発足。
平成29年 11月7日
エネルギー・エージェンシーNRW(ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州)との連携覚書を締結。
平成30年 7月13日
ふくしま風力発電関連産業事業化ワーキンググループが発足。
平成30年 9月7日
リニューアブル・エネルギー・ハンブルク「再生可能エネルギー・ハンブルククラスター」(ドイツ・ハンブルク州)と連携覚書を締結。
令和元年 5月23日
ステート・オブ・グリーン(デンマーク王国)と連携覚書を締結。
令和元年 5月30日
バスク・エネルギー・クラスター(スペイン・バスク州)と連携覚書を締結。
令和元年 12月
スマートコミュニティ・アライアンス(JSCA)に入会。
令和 2年 1月10日
FUKUSHIMA産 太陽光蓄電設備事業化ワーキンググループを廃止。
令和 2年 3月31日
ふくしまエネルギーマネージメントコンソーシアム(事業化ワーキンググループ)を廃止。
令和 2年 6月3日
地域主導型ふくしま風力O&M事業化ワーキンググループが発足。
令和 2年 9月23日
ふくしま発 食品残渣メタン発酵システム事業化ワーキンググループを廃止。
令和 2年 9月25日
ふくしま発 小型分散型メタン発酵システム事業化プロジェクト(事業化ワーキンググループ)が発足。
令和 2年 10月19日
ふくしまスマート・コミュニティコンソーシアム(事業化ワーキンググループ)が発足。
令和 3年 3月30日
エネルギー・エージェンシーNRW(ドイツ・ノルトライン=ヴェストファーレン州)との連携覚書を更新。
令和 3年 4月21日
ステート・オブ・グリーン(デンマーク王国)と連携覚書を更新。
令和 4年 4月1日
ふくしま発 地中熱 省エネ事業化ワーキンググループを廃止。
令和 4年 5月20日
チームやぶき・水素関連産業新規参入ワーキンググループが発足。
令和 4年 7月4日
エネルギー・エージェンシーふくしまとNRW.Energy4Climate(E4C)との共同声明に署名。
令和 4年 8月30日
サステナブル・ソーラーふくしま(事業化ワーキンググループ)が発足。
令和 5年 3月1日
地域主導型ふくしま風力O&M事業化ワーキンググループを廃止。
令和 5年 3月29日
ふくしま発小型分散型メタン発酵システム事業化プロジェクト(事業化ワーキンググループ)を廃止。
令和 5年 7月7日
ふくしま地中熱・熱利用ワーキンググループが発足。
令和 6年 3月25日
福島県・独NRW州木質バイオマス化事業化ワーキンググループを廃止。
令和 6年 6月6日
ふくしまスマート・コミュニティコンソーシアム(事業化ワーキンググループ)を廃止。
令和 6年 12月26日
地産地消型の小さな水素社会構想ワーキンググループが発足。
令和 7年 3月6日
バイオ水素・ガス燃料事業化推進ワーキング(事業化ワーキンググループ)が発足。
令和 7年 3月18日
サステナブル・ソーラーふくしま(事業化ワーキンググループ)を廃止。
令和 7年 7月14日
ふくしま地中熱・熱利用ワーキンググループ廃止。
令和 7年 7月14日
循環型熱利用ワーキンググループが発足。