2021/09/01
国による2050年カーボンニュートラルの実現には、電力だけでなく熱エネルギーも重要な役割を担います。これまでコスト高や認知度不足などで県内でも今一つ普及が進んでいない地中熱ですが、県内企業の努力により地中熱利用技術はこの数年の間に大きく進化しました。低コストで実施可能な熱応答試験方法の開発、県内の導入適地を示す地中熱ポテンシャルマップの整備、地下水の効果を最大限に引き出す技術の開発などにより、脱炭素社会の実現に向けて、地中熱利用は強力なツールの一つに成長しています。
今回の分科会では、この地中熱利用に焦点を当て、脱炭素社会に向けた国の取組みや、応用分野として今最もホットなZEB(ゼロ・エネルギー・ビル)について紹介するほか、地中熱利用の専門家との質疑の場も設けています。
地中熱利用に関心がある自治体や企業の皆様には、是非この機会に地中熱に関する疑問をお寄せいただき、地中熱の専門家とのネットワークを構築していただけると幸いです。多くの会員の参加をお待ちしております。
◆ 日 時:令和3年9月21日(金)午後1時30分~午後3時30分
◆ プログラム(オンライン開催 ZOOM使用)
1 開会挨拶
再生可能エネルギー関連産業推進研究会エネルギーネットワーク分科会長
( FREA エネルギーネットワークチーム 研究チーム長 大谷 謙仁 氏)
2 セミナー
⑴「脱炭素社会に向けた再エネ熱の導入拡大の取組」
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構
新エネルギー部 熱利用グループ プロジェクトマネージャー 谷口 聡子 氏
⑵「地方の中小企業による地中熱冷暖房システムを利用したZEB化と脱炭素化への取り組みについて」
新協地水株式会社 資源開発部 部長 藤沼 伸幸 氏
⑶「産総研における地中熱研究の最前線 ー福島発の技術を日本全国へー」
産総研 FREA 地中熱チーム 研究チーム長 内田 洋平 氏
⑷ 質疑応答
視聴参加の皆様からのご質問やご意見に講演者がご回答します
モデレータ FREA 地中熱チーム 研究チーム長 内田 洋平 氏
◆ 募集定員 100名(先着順、定員になり次第締切)
◆ 申込締切 令和3年9月15日(水)
◆ 参加費 無料
◆ 参加方法 オンラインでの参加方法については、申込された方にメールでお知らせします。
◆ お問い合わせ・お申し込み
添付の開催案内をご覧の上、参加申込書をエネルギーエージェンシーふくしままでお送りください。
なお、再エネ研究会会員の皆様は、エネルギー・エージェンシーふくしまHPの会員専用ページからも
参加申込みができます。
電話 024-963-0121 FAX 024-963-0122 Email:e.a.fukushima@f-open.or.jp
開催案内(PDF):R3第1回エネルギーネットワーク分科会‗開催案内
参加申込書(TTP):R3.第1回エネルギーネットワーク分科会‗参加申込書