2023/02/10
再生可能エネルギー源としてのバイオマスは、ゼロエミッションへの貢献のみならず、地域資源の循環を促すという特徴があり、特に「バイオ炭(バイオチャー)」は、バイオマス発電の廃棄物を、土壌改良や炭素隔離の素材として有効活用するものとして、期待を集めています。
今年度第3回の分科会では、農業や環境関連へのバイオマス活用の現状や課題について専門家をお招きして御講演いただき、バイオマス技術と地域における資源循環の結びつきをより高める機会にします。
また、セミナー会場となる福島県環境創造センターは、国が提唱する地域循環共生圏の創造と福島県民の安全・安心を両立するため、燃焼やメタン発酵等によりバイオマスエネルギーを利用した際の、放射性物質の挙動調査を行っていることから、センターの概要や挙動調査の状況を御講演いただくとともに、福島県環境創造センターを見学させていただくこととしました。
多くの会員の皆様のご参加を心よりお待ちしております。
【概 要】
日時 令和5年3月1日(水) 第1部13:30 ~15:20、第2部15:30~16:30
場所 第1部 バイオマスセミナー:福島県環境創造センター 交流棟会議室 (福島県田村郡三春町字深作10-2 )
オンライン併用(Microsoft Teams使用)
※ 申込フォーム又は参加申込書にご記入いただいたメールアドレスに招待メールをお送りします。
第2部 福島県環境創造センター本館、研究棟見学
第1部 次第
1開会あいさつ、ご講演
「産業を結びつけ、地域循環を促すバイオマス」
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会バイオマス分科会長 大場 真
2バイオマスセミナー
バイオマス発電技術と地域循環の結びつきに向けた動き
①「環境保全型農業、残渣の有効利用と農地における炭素隔離」
福島県環境保全農業課 主幹 網中 潤 氏
②「木質チップ、建築廃材を原料とした半炭化装置の開発」
株式会社大和三光製作所 部長 大和 勇 氏
③「センター取組概要、木質バイオマスの燃焼試験における放射性Cs挙動調査」
福島県環境創造センター 研究部 研究員 日下部 一晃 氏
④質疑応答
3閉会
第2部 福島県環境創造センター本館、研究棟見学会
(福島県田村郡三春町字深作10-2 )
◆申込締切 令和5年2月22日(水)までにお申し込みください
◆募集定員 オンライン 80名、
セミナー&見学会 20名(現地集合)(各先着順、定員になり次第終了)
◆参加費用 無料
【お申込み方法】
・研究会会員の方は、エネルギー・エージェンシーふくしまのホームページの会員ページよりお申込みください。
※会員ロングイン→会員メニュー→分科会開催情報→第3回バイオマス分科会開催のお知らせ→
下部の「申込フォーム」に入力・送信
・研究会未加入の方は、研究会へご入会の上、「参加申込書」に必要事項を記入し、
メールにてお申し込みください。
【お申込み・お問合せ】
公益財団法人 福島県産業振興センター エネルギー・エージェンシーふくしま
電話:024-963-0121 E-mail: e.a.fukushima@f-open.or.jp
開催案内:R4.第3回バイオマス分科会_開催案内-1
参加申込書(未入会者用):R4.第3回バイオマス分科会_参加申込書