【福島県再エネ研究会からのお知らせ】「令和5年度 第3回風力分科会(視察)」開催報告

3月19日(火)に、第3回風力分科会の視察を開催しました。参加者は18名で、風力関連の会員企業だけでなく、太陽光関連などの会員企業にもご参加いただきました。
一ヶ所目は、2025年の開用開始を目指して建設工事が進む阿武隈復興風力株式会社の大型風車建設現場を視察しました。大型風車の基礎工事、据付道路、系統連携施設などを見て、工事を担当している清水建設株式会社の方から説明を受けました。参加者からは普段なかなか見る機会のない建設現場ということで、「風車設置の大変さを良く理解できた。」「108基の風車が運用開始するのが楽しみだ。」などの声が多く聞かれました。
二ヶ所目は、浪江町の曾澤高圧コンクリート株式会社 福島RDMセンターを視察しました。令和5年6月に開所された福島RDMセンターでは、3Dドローンを用いたコンクリート製浮体式風車の基礎研究や、コンクリートと鋼材タワーとのハイブリッドタワーの開発などをご紹介いただくとともに、自己治癒コンクリートと蓄電コンクリートなど、大変ユニークな製品を目の当たりにして参加者の皆さんにとって興味深い視察となりました。参加された会員の皆様から、「大変有意義な視察だった。」との感想をいただいております。
来年度に向けて、会員の皆様にとって有意義な企画を考えてまいりますので、ご意見やご希望等がございましたら、EAFまで連絡をお願いいたします。

【視察先】
①福島復興風力合同会社 阿武隈風力発電所工事現場  (福島県田村市都路町)
②曾澤高圧コンクリート(株)福島RDMセンター (福島県双葉郡浪江町大字請戸字北迫1-3)

※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページにて下記がご覧いただけます。
・「分科会開催報告」にて視察写真等