大学等教育、学習支援業
学校法人日本大学工学部 生命応用化学科 光エネルギー変換研究室
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興味のある分野

  • 太陽光

基本情報

代表者 加藤隆二
所在地 〒963-8642 福島県郡山市田村町徳定字中河原1
ホームページ http://ch.ce.nihon-u.ac.jp/~katoh/index.html
連絡担当者
E-mail rkatoh@chem.ce.nihon-u.ac.jp
主な製品・技術等 有機系太陽電池の材料探索技術、基本性能評価技術など

再生可能エネルギー分野の取組

PR・挨拶

光エネルギー変換研究室では、化学を利用した光エネルギー変換の技術について、基礎的な側面からの研究を展開しています。
現在世界中で有機分子を巧妙に用いた化学反応系を利用した太陽電池、そして水素製造などの人工光合成技術に期待が高まっています。我々はこの複雑な反応の機構を明らかにすることで人工光合成の実現に寄与していきます。

これまでの実績

これまで有機系太陽電池として注目されている“色素増感太陽電池”の動作機構の解明を通して、その高性能化、高耐久性化を目指した研究を進めてきました。残念ながらまだ実用化に至っていない技術ではありますが、これからの展開に期待しています。また、基礎的な研究を超えて、いくつかの企業との共同研究を通して、実デバイスへの知識の応用についても試みています。
成果については国内外の学会やシンポジウム、また産学官連携の展示会などで発信しています。さらに、光エネルギー変換の知識を広めるために、いろいろな機会を利用し
た講演、理科実験教室を行っています。

具体的提案

人工光合成へ向けた人類の挑戦はまだ始まったばかりです。現状では様々なアイデアが試されている段階であり、これから必要な技術が確立していない胎動期にあると感じています。将来のビジネスチャンスを見据えたときに、様々な分野の企業、大学の研究者の密接な協力関係が研究開発の基盤となることは間違いありません。このための研究コンソーシアムづくりが急務と考えています。