2020/11/05
令和2年10月29日(木) REIFふくしま2020のイベントとして、「スマートコミュニティビジネスセミナー」が「福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会第1回エネルギーネットワーク分科会」として開催されました。今回のセミナーは同月21日に設立された「ふくしまスマートコミュニティコンソーシアム(FSCC)」の紹介も兼ねたもので、スマコミ事業に関心のある県内の企業・自治体などを中心に約50名の皆様が参加しました。
セミナーでは分科会長であるFREAエネルギネットワークチームの大谷チーム長の挨拶に続き、福島発電株式会社鈴木代表取締役社長が「多様なスマートコミュニティ実現のための重要なポイント」と題し講演され、今後はとりわけ分散電源を活用した新しい事業モデルへ挑戦する重要性を指摘されました。
ついで福島県商工労働部エネルギー課の清松副主査が「福島県での再エネを活用したスマートコミュニティ構築に向けて」と題し、福島県などによる各種スマコミ支援策について紹介され、スマコミに関心を持つ自治体や事業者の方々と今後密な情報交換をしていきたいという力強いメッセージも頂戴しました。
次のFSCCの紹介講演では、メンバ企業を代表して株式会社ミライトの室井課長から「FSCCが目指すふくしまのスマートコミュニティ」の概要が紹介され、その中ではFSCCメンバが今後県内のスマコミ構築へ貢献していく決意が力強く宣言されました。
最後の講演ではFREAの大谷チーム長が「再エネ利用統合システムとしてのスマコミへの期待」と題し,エネルギーネットワークに関連する最新動向を紹介するとともに、DX技術を活用して今後FSCCが県内スマコミのために活躍してほしいというエールを述べられました。
講演後には短い時間でしたが名刺交換の時間があり、講演者そして参加者に皆さんが今後の連携について意見交換をされるなど、充実したセミナーとして終えることができました。
※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページより資料等がご覧になれます。