2021/12/24
令和3年度 第2回太陽光・エネマネ分科会を12月17日(金)に実施。100名を超える申し込を受け、リモートで開催されました。
2050年のカーボンニュートラル実現に向け、国では2030年までに100GWを超える水準の太陽光発電の導入を目指すとされています。急激な導入拡大に伴い、設備の不具合による事故、景観や土砂災害の懸念、廃棄に関する懸念も顕在化しています。このため、今後は発電事業者には高い事業規律が求められるとともに地域との共生がますます重要となり、その意味でストック市場についてもリパワリング、集約、パネル廃棄等に係るO&M事業の拡大が重要となっていきます。本分科会では、太陽光発電設備のリサイクル、廃棄、廃棄物の活用、さらにPV拡大と不可分とされる蓄電池の最新動向について、各分野の専門家から講演いただきました。
日 時: 令和3年12月17日(金)9:25~12:00
場 所: Web開催(Zoom使用)
次 第:
1.開会挨拶
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 太陽光分科会長 大関 崇
(産総研 FREA 再生可能エネルギー研究センター太陽光システムチーム 研究チーム長)
2.セミナー
①太陽光モジュールリサイクルの動向
みずほリサーチ&テクノロジーズ株式会社
グローバルイノベーション&エネルギー部 エネルギービジネスチーム
上席主任コンサルタント 河本 桂一 氏
②太陽光発電設備の廃棄への備え -廃棄費用積立と保険ー
一般社団法人太陽光発電協会 政策推進担当 長峯 卓 氏
休憩
③太陽光パネルリサイクル100%に向けて
廃ガラスリサイクル事業協同組合(株式会社 環境保全サービス 取締役) 狩野 太志 氏
④太陽電池ガラスの両面受光太陽電池の反射材への応用
国立研究開発法人産業技術総合研究所
再生可能エネルギー研究センター 太陽光システムチーム 招聘研究員 津野 裕紀 氏
⑤蓄電池の市場・価格動向とビジネスの方向性
株式会社三菱総合研究所
経営イノベーション本部 電力・エネルギーグループ グループリーダー 長谷川 功 氏
3.閉会
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 エネルギーネットワーク分科会長 大谷 謙仁
(産総研 FREA 再生可能エネルギー研究センター エネルギーネットワークチーム 研究チーム長)
※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページより資料等がご覧になれます。