2024/03/28
令和5年度第3回バイオマス分科会は、3月19日(火)にオンラインで開催いたしました。
木質を利用したバイオマス関連産業の拡大には、県産材の利用が必須と考えられますが、木質燃料価格の高騰、県産材由来の燃料取引量の低さや県内企業が扱いやすい規模の小型木質ガス化発電における燃料由来のトラブルなど、解決すべき課題があります。これらの課題は福島県独自の問題とも言い切れないこともあり、多くの産官学分野の方々が解決に向けた検討を進めているところです。今回の今回のバイオマス分科会では、これらの課題にスポットをあて専門家の皆様にご講演いただきました。今後の木質バイオマス分野における事業展開および県産材の利用拡大に向けて大変貴重な機会となりました。この場をお借りして、講師・参加者の皆様に心より感謝申し上げます。
来年度に向けて、会員の皆様にとって有意義な企画を考えてまいりますので、ご意見やご希望等がございましたら、EAFまで連絡をお願いいたします。
【次 第】
1 開会あいさつ
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 バイオマス分科会長 大場 真
2 バイオマスセミナー
①「森林資源の利用を取り巻く社会的問題」
国立大学法人福島大学 食農学類 准教授 藤野 正也 氏
②「国産木質バイオマス生産におけるGX –レーザー計測を使った森林資源量の自動推定法の開発」
東北工業大学 ライフデザイン学部 生活デザイン学科 教授 大場 真 氏
③「木質バイオマスガス化発電の稼働率に影響を及ぼす炉内クリンカの発生とその対策」
株式会社PEO技術士事務所 代表取締役 笹内 謙一 氏
④「木質バイオマスガス化発電の持続的運転のためのチップ乾燥とクリンカ対策」
国立研究開発法人森林研究・整備機構 森林総合研究所 木材加工・特性研究領域 主任研究員(木材乾燥研究室)小井土 賢二 氏
3 バイオマス分科会アンケート結果報告
公益財団法人福島県産業振興センター エネルギー・エージェンシーふくしま
4 閉会
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※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページにて下記がご覧いただけます。
・「分科会開催報告」にて資料等