2019/12/20
~FIT改正後の電力市場と再エネ活用の最新動向~
FIT改正後の電力市場や再エネ活用について関心が高まっています。世界的に脱炭素とSDGsが叫ばれる中、再生可能エネルギーを活用した次世代型エネルギーネットワークの実現は大きな課題です。この流れは、IoTの導入が進む身近なネットワークの端末側から起きていくと予想され、普及拡大が進み社会基盤の一つとなりつつある太陽光発電(PV)の高信頼管理技術も重要課題となっています。しかし、海外での新たな事業モデル導入が進む一方で、我が国では供給側、需要側とも今後どのような準備をしていくべきかについて十分な理解は進んでいません。
このような状況を踏まえて、今回の太陽光・エネルギーネットワーク合同分科会では、電力市場形成や関連する分散電源技術の広がりに関する最新動向、それに向けて進められてきたVPPなどの実証の状況と課題、さらに分散電源技術の広がりに呼応して進化しているPVシステムやバッテリーなどの最新技術動向について、各分野の専門家に紹介していただきます。
会員の皆様の抱える課題や疑問の解消に向けたヒントが詰まっています。多くの会員の御参加をお待ちしております。
【概 要】
1 日 時 令和2年1月21日(火)14:00~16:05 (交流会 16:10~16:40)
2 会 場 (国研)産業技術総合研究所 福島再生可能エネルギー研究所
本館1階 FREAホール(郡山市待池台2-2-9)
3 内 容
⑴ 開会あいさつ 14:00~14:05
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会
エネルギーネットワーク分科会長 大谷 謙仁
⑵ 電力市場の動向と課題-需要家の分散型電源によるエネルギーサービス- 14:05~14:45
早稲田大学 スマート社会技術融合研究機 先進グリッド技術研究所
主任研究員(FREA客員研究員) 小林 延久 氏
⑶ PV発電所向けIoTプラットフォームおよび 14:45~15:25
超小型自立分散型システムの最適化技術
ヒラソル・エナジー株式会社 代表取締役 李 旻 氏
⑷ 需要家の分散電源を支える大容量バッテリーシステムの最新動向 15:25~16:05
株式会社村田製作所 マネージャー 柳原 一晴 氏
開催案内チラシ(PDF):第2回太陽光・エネネット合同分科会