2025/10/09
令和7年度第2回太陽光・エネルギーネットワーク分科会では、9月26日(金)に、葛尾創生電力株式会社及び、大熊町下野上地区の視察を実施しました。
各視察先では、再生可能エネルギーの地産地消や、エネルギーマネージメントシステムの導入、スマートコミュニティ事業の取組や導入設備について、詳細かつ丁寧な説明をいただきました。参加した皆様からは積極的に質問が寄せられ、活発な意見交換が行われるなど今後のスマートコミュニティ事業構築に向け貴重な機会になりました。この場をお借りして、今回の視察にご協力いただいた皆様に心より感謝申し上げます。
今回の視察先・内容は以下の通りです。
<①葛尾創生電力株式会社>
葛尾創生電力株式会社のスマートコミュニティによる葛尾村の復興モデル事業として、葛尾村の中心部の公共施設、商業施設、一般住宅などに自営線で電力を供給しています。また、非常時には蓄電池と電気自動車のバッテリー利用により、村の防災力を高めています。
(見学施設:メガソーラー発電所(1.2MW)・自営線・大型蓄電池(3MWh)・CEMS)
<②大熊町下野上地区>
大熊町下野上地区はゼロカーボン達成に向けた先導的エリアとしてスマートコミュニティが整備されています。再生可能エネルギーの地産地消を推進するため、自営線、蓄電池、太陽光発電、EMSを導入し、安定した電力供給を実現しています。また、新築建物にはZEB・ZEH、オール電化、非常用電源設備を標準装備とし、防災力の高い持続可能なコミュニティの形成を目指しています。
(見学施設:メガソーラー発電所(1.8MW)・自営線・大型蓄電池(4MWh) ・EMS・電力の地産地消、自立化されたZEH住宅エリア ・ZEB産業交流施設等)
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