令和5年度 第1回バイオマス分科会 開催報告(資料)

令和5年度第1回バイオマス分科会では、11月15日(水)に、福島県郡山市のビッグパレットふくしまを会場に、オンライン配信も併用して開催いたしました。
地域におけるカーボンニュートラルあるいはカーボンネガティブの実現を果たす役割が、地産地消を特徴とするバイオマスに期待されていますが、昨今の国内外の環境の変化を受けて、新たな事業分野への展開を図る必要性が出てまいりました。
そこで今回の分科会では、「国のバイオマス分野の政策動向」に加え、「福島県内での新事業は何が有望か」、また「どのような事業が全国で注目されているか」、そして「バイオマス利用における新たな技術は何か」、という話題についてそれぞれの専門家の皆様からご講演いただきました。今後のバイオマス分野における事業展開に向けて大変貴重な機会となりました。
また会員同士や講師との活発な交流を図るため名刺交換会を講演会の前に行いました。
この場をお借りして、講師・参加者の皆様に心より感謝申し上げます。

1 開会あいさつ
「バイオマス利用における新たな事業創出に向けて」
福島県再生可能エネルギー関連産業推進研究会 バイオマス分科会長 大場 真
(東北工業大学 ライフデザイン学部 生活デザイン学科 教授)

2 バイオマスセミナー

➀「バイオマス政策をめぐる現状と課題」
資源エネルギー庁 省エネルギー・新エネルギー部 新エネルギー課 課長補佐 森川 裕介 氏

②「バイオエネルギー2.0へ:福島県内における次の展開を考える」
公益財団法人自然エネルギー財団 上級研究員 相川 高信 氏

③「カーボンニュートラルからネガティブエミッションに向けたバイオマス利用の展開」
国立研究開発法人産業技術総合研究所 イノベーション人材部 シニアマネージャ 坂西 欣也 氏

④「バイオマス利活用の今後への期待」
一般社団法人日本有機資源協会 事務局長 嶋本 浩治 氏