「令和3年度 第1回エネルギーネットワーク分科会(オンライン開催)」開催報告

 令和3年度第一回のエネルギーネットワーク分科会は9月21日(火)に開催され、約50名の参加がありました。コロナ禍ということで分科会はオンライン方式を採用し、各講演者よりお話を頂きました。

 産業技術総合開発機構の谷口様からは、再エネ熱に関する技術開発や海外の動向、導入事例や地域熱供給などについて講演して頂きました。技術開発の進展により、今後更に再エネ熱の利用が拡大していくものと思います。
 続いて、新協地水の藤沼様より、同社社屋のZEB化とその実現に活用されている地中熱システムについて、実データを示しながら講演頂きました。機会がありましたら是非皆様にも見学頂きたいところです。
 また産総研の内田様からは地中熱に関する様々な実証研究事例を説明頂くとともに、地盤の熱伝導を試験する新方式と県内各地の熱伝導分布について解説頂きました。今後の活用拡大が期待されるところです。
 質疑応答においても多数の質問が寄せられ、参加された皆様にとって大変有意義な分科会となったと考えております。

 福島県再エネ研究会のエネルギーネットワーク分科会では、本年度あと2回の開催を計画しておりますので、会員の皆様には是非参加頂きますよう願い申し上げます。
 

※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページより資料等がご覧になれます。