「令和3年度 第3回バイオマス分科会(視察)」開催報告

 令和3年度 第3回バイオマス分科会が、3月24日に開催されました。14名の方に参加を頂き、今回は、茨城県にあります、日立セメント様の神立リサイクルセンター(バイオプラント)を見学しました。
 このバイオプラントは、地元の家庭系生ごみや食品廃棄物系のバイオマス資源をメタン発酵・発酵堆肥化により、バイオガスと堆肥にリサイクルする施設で、平成24年に竣工し、処理能力は1日あたり最大136トン可能です。メタンガスは、1MWの発電に用いられ、FIT売電を行っています。特徴的なのは、このプラントから発生したバイオガスは、隣接する廃棄物施設であるエコプラントの燃料として使用され、一方、エコプラントで発生する蒸気は、バイオプラントの加熱源として利用されております。バイオガス・熱エネルギーの効率利用が図れ、尚且つ食の循環に寄与する食品リサイクル法に対応した施設でした。参加された会員の方も、大変有意義な視察だったと好評でした。