「令和5年度 第2回水素分科会(視察)」開催報告

令和5年度第2回水素分科会では、8月23日(水)に、「水素社会に向けた県内の最前線視察ツアー」を実施しました。

多くの会員の皆様から興味を持っていただき、募集定員を大きく超える参加申込をいただいたことから、各社1名のみの参加とさせていただきました。ご参加いただけなかった皆様には、大変申し訳ありませんでしたが、今後も先進地域等の視察を企画してまいりますので御期待ください。

今回の視察は以下のとおりです。
① 株式会社クラシマ Dr.Drive セルフ福島北幹線店
オンサイト水素生成が可能な水電解装置を備えた商用水素ステーション。
② 株式会社デンソー福島
燃料電池車の技術を転用しトヨタ自動車が開発した水電解装置を使用し、グリーン水素を製造。それらの水素を用いた工程の脱炭素化を検討する「水素地産地消」モデル実証事業。
③住友ゴム工業(株)白川工場
タイヤ製造工程の熱源として水素を導入し、脱炭素を目指す実証事業。

各視察先では、水素に関する取組や導入設備について、詳細かつ丁寧なご説明をいただきました。参加した会員の皆様からは積極的な質問が寄せられ、活発な意見交換が行われました。この場をお借りして、今回の視察にご協力いただいた各社の皆様に心より感謝申し上げます。
今後、会員各社での取組の活性化や、今回の見学を通じて形成されたネットワークの活用が進むことを期待しています。

次回の第3回水素分科会は、「REIFふくしま2023」でのビジネスマッチングを企画しています。
企画が具体化次第、詳細や参加申込方法についてお知らせいたします。

株式会社クラシマ様

株式会社デンソー福島様

住友ゴム工業株式会社 白河工場

※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページの開催報告にて視察先での写真がご覧いただけます。