【福島県再エネ研究会からのお知らせ】「令和5年度 第2回バイオマス分科会(視察)」開催報告

令和5年度第2回バイオマス分科会では、12月13日(水)に、バイオマス関連事業の新たな取り組みを進めている企業を視察しました。
福島県内では未利用材や輸入材による木質バイオマス利用を中心に普及してまいりましたが、昨今の国内外の環境の変化を受けて、新たな事業分野への展開を図る必要性が出てまいりました。そこで、今回のバイオマス分科会では、新たなバイオマス燃料の未来に向けて取組を進めている企業、バイオマスの熱エネルギーを利用した農業プロジェクトを行っている企業の見学を実施しました。
参加された皆さんからは、それぞれの視察先において積極的な質問が寄せられ、活発な意見交換が行われるなど、新たなバイオマス事業の展開に向けて大変貴重な機会となりました。
今回の視察にご協力いただいた各社の皆様、参加された会員の皆様に感謝申し上げます。

視察先は以下のとおりです。

①株式会社大和三光製作所 福島工場 (福島県西白河郡矢吹町堰の上351)
「半炭化装置」 視察 ※市場の需要に即した炭化炉の研究開発 

②株式会社シーズ 上台工場 (福島県東白川郡棚倉町上台字行人塚51-3 )
「木質ペレット製造設備および木質バイオガス化熱電併給装置を利用した農業プロジェクト」視察
※小型木質バイオマスガス化発電設備の廃熱を利用したトマト栽培ならびに養殖事業

※福島県再エネ研究会会員の方は、会員専用ページにて下記がご覧いただけます。
・「分科会開催報告」にて視察先の写真等